お嬢様育ちのシルヴィアは、見習いの魔術師。ある日、安全な森を探索中に、母から無暗に使うなと言われていた転移魔術を歩いて帰るのが面倒という理由で使ってしまう。案の定失敗してしまい、どこかのダンジョンに飛ばされる。そのダンジョンは監獄として利用されている監獄迷宮だった。おまけに杖がダメになってしまい、まともに魔法が使えなくなる。シルヴィアは急ごしらえの杖を持って、凶悪なモンスターや悪党が巣食うダンジョンに取り残される。果たしてシルヴィアはこのダンジョンから無事抜け出せるのだろうか？